この度ファン投票で選ばられるW Series のDriver of the Yearを受賞しました。

皆さんの応援に感謝しかございません。

 

今季は、ドレクスラーカップで暖かく迎え入れて頂き、NODA レーシングのスタッフと共に良い成績にも繋がりました。
純粋にモータースポーツを愛する人達と仲間になれた事は、素晴らしい財産になりました。

WSeries では、ここで詳細を語る事はしませんが色々な経験をしました。
アウェイでレースをする意味では遅かれ早かれ通る道だったと思います。
ただその免疫ができていない自分にとっては、精神的ダメージも大きく心が折れた事も少なからずあったのも事実です。

ある意味、現実のビジネス社会で、大きなお金が動くモータースポーツのもう一方の面を見る事ができたのかもしれません。
今でも思い出すとまだ精神的に心が乱れます。
でもこう言う経験にも感謝する事で自分の精神力は強くなりますし、そこを突破していかないと先はありません。

セナの音速の彼方へと言うドキュメンタリーを見た時に、ブラジルからヨーロッパに行き、どう言う場面を乗り越えたのかと知った時に、とても勉強になりました。

このDriver of the yearは、ファンの皆さまのサポートで決まる訳ですから、それだけ私を応援してくださっている方々が世界中にいると言う事、しっかり見てくださっている方々がいると言う事実にとても勇気を頂きました。

来季どこで何をしているかまだわかりませんが、如何なる環境でも、置かれた現状で自分ができる精一杯の努力をおこない、諦めずに最善の結果に結びつけていく事が明日への第一歩になると信じ精進して参りたいと思います。

世の中、生きている中で良い時や悪い時がある訳ですから、生意気かもしれませんが、良い時は周りを引っ張る、悪い時は仲間に引っ張って貰う時もあるかもしれません。

この受賞はまさにファンの皆さんに自信を持って突き進めと引っ張り上げて頂いたように感じています。これまで以上に来季に向けてのモチベーションが湧いてきました。

Juju